何気に思う。

コロナ自粛の最中、食事を買いに行って、帰りに公園で一休み。今日は平日で子供たちだけで静か、上を見れば青葉、新緑の季節、その匂いが心地いい,上高地を思い出す、北アルプスに公園登る前とその帰り、必ず通る場所、徳沢園を過ぎたあたりに梓川に出られる場所があり、そこでいつもくつろぐ、北アルプスの上に行けば森林限界を過ぎるから植物のにおいはしない、その代わり見渡す限り岩だらけの、まるで別世界のような風景に変わる、槍ヶ岳を目指そうとすれば、稜線のあたりでは、とんでもない岐阜方面からの強風に耐えなければならないことがある、けれど上高地のあたりではほぼ心地よい風が吹くくらいだ、その中で河原に腰を下ろし、または寝転んで自然の真っただ中にいる自分を感じる、草木のにおいを感じつつ少しの間、時間を忘れただそこにいる、もともと上高地はそれほど好きな場所ではなかったが、(美しいが人の手が入りすぎて素直にいい気分になれない)がとはいえなぜか今はあの場所が懐かしい、今年の山の季節、コロナ騒ぎは終わっているのだろうか?自宅での自粛はもう終わっているのだろうか?とても行きたい。北アルプス上高地